ScanPath®

Ⅰ. 特徴

特徴

ScanPathの大きな特徴は、以下の3つになります。

     ScanPathの3大特徴



  1. オフラインで発生していた実物との位置誤差をキャリブレーションなしで解消

  2. 難しい曲面、曲線の教示も簡単にでき、ロボット軌跡制御教示にかかる時間の削減による生産性の向上、品質の安定性も向上

  3. 施工状態の計測、状況に応じた軌跡の修正が可能


Ⅱ. 概要

機能概要(説明)

ScanPathには、以下の4つの機能があります。

 1. 実物ワークの計測
 2. 点群データ読込
 3. 点指定
 4. 作業方向、姿勢指定

機能概要

機能概要1)~4)の参照図と説明になります。



 1) 実物ワークの計測

- 実物ワークをセンサーにて測定し、そこからロボット軌跡を算出することができます。
- 3DCADデータを用意しなくても、実物から行うことが出来ます。

実物スキャン




 2) 点群データ読み込み

- 他の機器で撮影した点群データを読み込み可能です。(STL,PCDなどの中間ファイルフォーマットが読み込み可能)



 3) 作業面指定

- 作業したい面を画面上から、選択することにより、視覚的に選択できます。



 4) 作業方向、姿勢指定

- 画面上の点(Vertex)を指定し、方向を確定させます。
- 姿勢も細かく指定可能です。

Ⅲ. 動作環境

3Dセンサー Gocator(LINX)
OS Windows10/11(64bit構成のみ)
CPU Intel Core i7-9750H 2.6GHz(6 コア) 相当以上
メモリ 32GB以上
ハードディスク容量 1GB以上
グラフィックボート NVIDIA Quadro T2000 相当以上