Ⅰ. 特徴
特徴
特盛りくんの大きな特徴は、以下の5つになります。
Ⅱ. 概要
機能概要(説明)
特盛りくんには、以下の9つの機能があります。
機能概要
機能概要1)~9)の参照図と説明になります。
- 金型等の実環境の3DCADデータを読み込み可能です。(STEPなどの中間ファイルフォーマットが読み込み可能)
- ロボットに対する相対位置はツール内で変更可能です。
- 溶接したい面を画面上から視覚的に選択できます。(複数選択可能)
- 画面上の点(Vertex)を指定し、方向を確定させます。 - 溶接姿勢も細かく指定可能です。
- 下記の詳細な設定ができます。 溶接軌跡、層の計算方法、溶接順序、 エッジ残し計算、etc…
左:直線状溶接 右:教示線溶接 (溶接軌跡)
左:低い箇所から順に高さを保って溶接する 右:表面に追従しながら溶接する (層の計算方法)
- 積層するビード形状の幅、高さ、重ね幅等を設定できます。
- 積層パスに必要な項目を選択するだけで、自動で予想ビード形状を算出できます。 - 作成した積層パスをもとに、3D空間上でシミュレーションすることができます。
積層パス算出、シミュレーションの動画
- 対象ワーク金型とロボット、ビードなどの干渉チェックを行えます。
- 溶接積層用のロボットJOBをロボットコントローラー側に転送できます。 - センサー、目視による計測ジョブにて溶接結果を確認する事ができます。 計測後、計測結果に応じたパスの修正が行えます。
撮影姿勢
撮影姿勢(別角度)
- 金型の実物ワークをセンサーにて測定し、そこから積層パスを算出することができます。 - 3DCADデータを用意しなくても、実物から金型肉盛り補修を行うことが出来ます。
実物スキャン
スキャンしたデータから積層パス作成
Ⅲ. 動作環境
OS | Windows10 / 11 (64bit構成のみ) |
CPU | Intel Core i7-9750H 2.6GHz(6 コア) 相当以上 |
メモリ | 32GB以上 |
ハードディスク容量 | 1GB以上 |
グラフィックボート | NVIDIA Quadro T2000 相当以上 |
FAQ
商標、開発元について
・「特盛りくん®」は南海モルディ株式会社 の登録商標です。 ・「特盛りくん®」の開発元は南海モルディ株式会社 です。